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ブロッコリーの芽(スプラウト)を育てるのは面倒? 簡単ベランダ菜園の入り口

こんにちは~


大阪の我が家のベランダもついに今朝は10度となり、日中も16度ぐらいまでしか上がらない冬の様相となりました。


週末はまた暖かくなるようですが、こうやって行きつ戻りつして本格的な冬になっていくのでしょうね。

 

 

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実は半年前からベランダ菜園をはじめ、冬に向かいつつある昨今はベランダの気温に気を付けるようになりました。

今年に入ってコロナ禍の外出自粛だったこともあり、おうち時間が増えたことでスーパーで買ってきた豆苗を、ベランダでふたたび水にひたして育て始めたのが始まりです。

 

 

買ってきた豆苗を再利用♬

 

我が家は鍋の時はもやしか豆苗をいつも入れます。豆苗は細かく切ってチャーハンに入れたりもします。

また、にんにくとしょうゆとコショウでただ炒めるだけというのも、おいしい簡単1品になります。

この豆苗って、実はエンドウ豆の芽なんです。

うちの近所では豆苗は1パック100円弱ですが、再利用できるとなると1パック50円以下となって半額になり、お得です(^^)。

買ってきた豆苗は根元より少し上のところをキッチンバサミで刈り取り、下の根の塊は捨てずに再利用して、ベランダで水栽培します。


この再利用は結構みなさんやっていらっしゃるようですね。

 

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4日間でこれぐらい育ちます

 

 



最近リボべジという言葉を聞くようになりましたが、リポべジとはリボーン・ベジタブル=再生野菜のことで、買ってきた野菜をもう一度家で栽培すること(再生栽培)なんです。

豆苗のリポべジは簡単で水をそそぐだけで世話がしやすいです。

 

ただ、夏場は豆苗の根っこを浸している水からとても生臭いニオイが発生するので、毎日水を入れ替えることをおすすめします(10月に入ったら、あまりニオイませんが)。

 

豆は腐りやすいので、水に浸からないほうがいいですよ。

私は最近焦げ付かせてしまった雪平鍋を捨てられずに再利用して豆苗栽培に使用していますが、このように取っ手のあるものだと、水の入れ替えをザバ~ッと交換でき、とても楽チンです。

 

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取っ手があると便利

栽培した豆苗は2回目も見事に育ってくれて鍋や炒め物の助っ人になってくれるので大助かり。

しかも若芽なのでやわらかく、うちで育ってくれたんだと愛おしく感じる幸福感MAXな食べ物となります。

 

 

ブロッコリーの芽の種」ってなんだ?

 

 

ところで昔、ホームセンターでバジルの苗を買ってきて子供たちとベランダで育てていました。朝のトーストにチーズとハムとバジルを乗せて焼いて食べていたのですが、今年に入って久しぶりにやってみようとバジルの苗や種を探しましたが、見つけることができず残念でした。

 

そんなところに出会ったのが「ブロッコリーの芽の種」でした。ホームセンターの「種のコーナー」にあったのです。


ブロッコリーの芽」は、スーパーでは「ブロッコリースプラウト」の名前で売られています。スプラウトは新芽のことなんです。

ブロッコリースプラウトは近年、すばらしい栄養価があるということでよく耳にするようになりました。

 

両親も大ファンでしょっちゅう食べているようで、私によく勧めていました。

 

その種を発見・・・💡

これはいい出会いかもと思い、豆苗がベランダで育ってくれるなら、ブロッコリーの芽も育つはず(^^)。

しかも無事に育てば、スーパーでブロッコリースプラウトを買うより、全然コストパフォーマンスがいいのです。やってみるしかないぞ~と思いました。

 

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種はお菓子に使われるケシの実のように小さいです。

 

小さなブロッコリースプラウトの栄養価が高いのは、今では有名ですが、豆苗よりも、カイワレよりも、小さなパックなのにもかかわらず同じような値段なのはちょっと懐が痛いですよね。

 

ホームセンターで入手した「ブロッコリーの芽の種」は1袋298円で、軽く5回は栽培できます。

しかも1回の栽培で市販パックの6倍は育てられそうだし、毎日必要な分だけ刈って食べるので日持ちもします。

冷蔵庫に入れずに、常温で日持ちして、しかも採りたてで新鮮♬

 

育て方は簡単で、水を張ったトレイや皿の中に折りたたんだキッチンペーパーか薄いスポンジを敷き、種をパラパラとまくだけです。

数日たつと本当に小さい芽が出てきて、だんたんとこのようになります(↓)

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ほんの数日でこのようになります。



ちなみに種をまいた時は新聞紙で覆いをかけてあげ、発芽して茎が伸び始めたらその新聞紙は外し、日光にあてます。(水やりは毎日しますが、水の取り換えは不要です。)

この芽は発芽して3日目がとても栄養価が高いと言われています。自宅栽培だと、このチャンスの「3日目」をタイムリーに収穫できるというわけです。

気になる温度ですが、室内だと1年中栽培可能で、外だと発芽適温は20~25度、生育温度は15~25度で1週間から10日ほどで立派に成長します。

今はまだベランダでもスクスク育ってくれていますが、もう少し寒くなったら部屋の中に入れて育てようと思っています。

 

 

 

豆苗の栄養価とブロッコリーの芽の栄養価

 

この記事で出てくる豆苗とブロッコリーの芽の栄養って、どんなものがあるのでしょう?

 

豆苗にはホウレンソウを上回るβカロテンが含まれるそうで、発がん作用を抑え、動脈硬化を予防するそうです

またビタミンAも体内で作られるため、目や皮膚の健康を守ったり、呼吸器系統の保護も望めるそうです。

 

一方ブロッコリーの芽の方は、なんと成長したブロッコリーよりも栄養成分が多いとのこと。

特にスルフォラファンという抗酸化物質がブロッコリーの20倍以上もあり、がん予防にも効き目があるんだそうです。

小さくてもスゴイんですね。


参照: https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/index.htm

 

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ブロッコリーの芽のそばの空きスペースには、大根の頭も置かれて生育を見守っています。大根の葉はチャーハンに入れるつもり。

 

 

 

私は毎朝、トマトジュースとバナナとチーズをいただくんですが、そのチーズの上に採りたての、洗ったばかりのブロッコリーの芽を乗せて嬉しい気持ちで食べています。

そうすると、芽の生き生きとした生命力をいただけるような気がするんです。

 

 

まとめ

 

小さな野菜でもすごくカラダに良いものって、たくさんありますね。
私が小さい頃はかいわれ大根がそれでした。週の半分は食卓に出ていたのではないかと記憶しています。

 

ところがうちの子供たちは、かいわれ大根はちょっと辛味があると言って苦手で食べてくれません。

そんな子供達も豆苗やブロッコリーの芽は大好きで、食卓に出せば食べてくれるので栽培する甲斐があります。

しかもあの緑の丸みのある大きなブロッコリーはもともと我が家の人気者ですが、ブロッコリーの芽はその赤ちゃんということで、ことさら大切な気分にさせてくれます。

湯豆腐、おでん、チャーハン、カレーライス、料理なんでもに少量の芽を乗せていただくようになりました。

育てる歓び、食べる歓び。
小さなベランダ菜園ですが、私の日常の憩いのひとつとなりました。

 

 

(この記事がお役に立てれば幸いです。)