こんにちは。
先日友人に「入浴剤は何を使ってるの?」と聞かれて、「マグネシウム♬」と答えたら興味をもってもらえたので、今回はそれを記事にしましたw
- マグネシウム粒との出会い
- 「洗たくマグちゃん」とは?
- 根強い人気の「洗たくマグちゃん」と同社の「バスマグ」
- マグネシウム不足が引き起こす、いろいろなカラダの不調
- バスマグもどきを自分で作ってみることに
- どんな効果があるのかな?
- まとめ
マグネシウム粒との出会い
私はたくさんのマグネシウム粒をひと袋に入れて入浴時に浴槽に入れています。
今回の記事ではどうしてそれを利用するようになったか、またどのような影響がカラダにあるのかを書いていこうと思います。
実は5月初めにTwitterで「洗濯マグちゃん」のツイートをよく見るようになりました。
初めてのワードだったので、それはいったいどんなものだろう?と興味を持ったわけです。
まずはその洗たくマグちゃんのご紹介からです。
「洗たくマグちゃん」とは?
「洗たくマグちゃん」は宮本製作所が販売する、布製の袋に粒状のマグネシウムがたくさん入っている製品で、水を弱アルカリ性に変えて洗濯洗剤や柔軟剤を使わずに洗濯ができるとされる優れものらしいです。
肌の弱いお子さんのいる家庭では市販の洗剤を使わなくても洗濯できるから、安心して使えるという声や、洗剤を買わなくていいから経済的だという声、そして洗濯後の汚水は排水管への影響が優しいし、管を多少洗浄できるかもしれない、そして環境にもいいという声が多くあり、Twitterで高評価の製品でした。
なぜTwitterで急に盛り上がっていたかというと、今年の2021年4月27日に「洗たくマグちゃん」は「洗剤や柔軟剤を使わずに洗濯できる」表示について根拠がないから、景品表示法違反にあたるとして消費者庁が販売元に再発防止命令をに出したからでした。
参考:
「洗たくマグちゃん」根拠なし 消費者庁が再発防止命令(共同通信) - Yahoo!ニュース
根強い人気の「洗たくマグちゃん」と同社の「バスマグ」
Twitter民はみんな反発していましたし、中には洗剤会社や汚水処理システムの利権がらみで「洗たくマグちゃん」がたたかれているんだ~とする声もありました。
私はいよいよ興味が出てきて「洗たくマグちゃん」のHPを訪ねてみました。製品はとてもかわいらしく、使いやすく工夫がされているなあと感じました。
私はまだ洗濯そのものにマグネシウムの粒を利用したことはないので、商品評価をすることはできませんが、TwitterでTommyさん(@tommy_airline)という方が、洗たくマグちゃんを使って化学実験されていたのを見て、「革命的に良い」結果が出たと書いてあったので、きっと良い商品なんだろうなと思いましたw
実験はとても面白いから是非ご覧ください(↓)
https://twitter.com/tommy_airline/status/1387169888276389890
そんなわけで「洗たくマグちゃん」のHPの商品をいろいろ見ていて、「バスマグ」を発見したわけです。
バスマグは洗たくマグちゃんと同じマグネシウムを使用し、そのかわり量を多くして300gで作られているとのことでした。なかなか重そうですね。
ですがバスマグは1個14000円以上するので、思い切って即購入する気にはなりませんでした。
そこでこのバスマグを真似して作ることはできないかな?と考えはじめます。
マグネシウム不足が引き起こす、いろいろなカラダの不調
ここでいったん、マグネシウムがカラダに与える影響をみてみましょう。
以前私が書いた記事(うわさの「重曹、クエン酸、にがり」は生活最強のアイテムだった!? - 豊かな人生ってなんだろな? )の中で「にがり」について書いたのですが、この「にがり」はものすごくマグネシウムを含んでいます。
この記事の中で紹介している「にがり」には、たった100mlぐらいでマグネシウムが4600mgもはいっているんですよw
一般的にマグネシウムの不足は便秘、片頭痛、月経前症候群(PMS)、二日酔い、うつ状態、不眠、足のこむら返りなどを引き起こすといわれています。
そしてWHO(世界保健機関)専門家会議の報告(2009年)では、マグネシウムの不足が2型糖尿病、高血圧、メタボリックシンドロームや狭心症、心筋梗塞にとても深い関係があるとしています。
また、マグネシウムは歯や骨の形成、神経や筋肉の興奮の伝達、血液の循環を正常に保つこと、多くの体内酵素の働きをサポートすることなど、重要な役割を果たすのだそうです。
最近はアスリートの中で体内ミネラルのバランスを整え、筋肉の働きを正常に保つため、マグネシウムを効率的に補給するのに水溶性マグネシウムを摂っている人がいるという話しを聞きました。
マグネシウムは人間が生きていくうえで欠かせない必須&主要ミネラルのひとつなのに、実は日本人のマグネシウム摂取量は日本が高度成長期だった1973年あたりまでの頃よりも、現在はずっと減ってきているそうです。
だから私は自分からマグネシウムを摂りにいかねばならないなと感じました。
ではどうやったらマグネシウムを効率よく、安価に(サプリではなく)摂取できるだろうかと考えました。
先の記事に書いた「にがり」を舌下吸収させる方法、水に溶かして飲む方法、そして料理に入れる方法を取るようにしはじめたのです。
そして今回のバスマグは私に経皮吸収させる方法を思いつかせてくれたのでした。
お風呂の中で水圧をカラダにかけながら、体温を上昇させて血液循環を良くさせて、お風呂の水に溶け込んだマグネシウムを皮膚の表面から皮膚の中へと送り込むことができるのではないかと考えました。
まあ、だからこそバスマグは製品化されていたのでしょうね。
バスマグ欲しい!っと思ったけれど、お値段が以外に高かった(14000円)ので、自分で作ることにしました。
バスマグもどきを自分で作ってみることに
さて、ちょっとここでネット検索をすると、案外みなさん自作されているのがわかりました。できないことはないなと感じ、以下の方法をとりました。
1)通販でマグネシウムの粒を取り寄せます。
私は楽天市場を利用したのですが、1700円弱のものをポイントを使って買ったので300円で買えました(♬)。
高純度の99.5%のものがいいと思います。
マグネシウム粒は売っているもので6mmと5mmとがあるようですが、とりあえず今回は5mmにしました。
6mmと5mmだと同じグラム数でも粒の表面が水に触れる面積が5mmの方が多いと思ったからです。
2)この写真の商品は1袋600g入りなので、ざっくり半分を網目の細かいネットに入れます。
初めは排水口ネットを使って、2重にして粒を入れてみました。
ですがこれは3日であえなく穴が開き始めたので、次は自宅にあった洗濯ネットのひとつを半分に切って2袋に分けて、1つに銀色の粒をザラザラと入れてミシンで口をふさぐように縫い、その上にもうひとつの袋をかぶせて完全に口を縫ってしまいました。
(これは長持ちしています。)
3)この袋をお風呂の湯を沸かすときに浴槽に投入します。
投入後10分たってから入浴したほうがマグネシウムがお湯に溶けているそうなので、タイミングを見てくださいね。
マグネシウムはだんだん小さくなっていくそうです(もっとも1年以上かかるそうですが)。
粒を入れた袋を浴槽に投入した時どうなるかなんですが、初めに失敗した排水口ネットでご説明します。
表面にたくさん小さい泡がついているのがわかりますか?
水色のネットがわからないほど白くたくさんの気泡がついています。この水色袋を何度手でもんでも気泡はずっと出ていました。
温泉の炭酸泉を思い出しました。でも今回の気泡はもっと細かく、お湯全面が白くなるほどでした。
マグネシウムと水が反応して弱アルカリ性のお湯になるそうで、お湯の肌ざわりがやわらかくなり、「とぅるん」とする感覚がありましたw
面白がってこの水色袋を家族みんなが手でもんでいたので、すぐに袋が破れたんだと思います。洗濯ネットに変えてからは袋はすごく耐久していますが、気泡に関してはこのような現象は起きなくなりました。(なぜかな・・・?)
入浴後はこの袋を軽く水道水で洗ってからザルに乗せて乾かしています。さすがにマグネシウムだけあってニオイは臭くなりませんw
どんな効果があるのかな?
まずは気分的なもので、入浴タイムがとても楽しみになりました。
私は毎日シャワーだけでなくお風呂に浸かることにしていますが、時間がある日は朝晩2回お風呂に浸かります。
これは以前通っていたホットヨガの代わりであり、高血圧症になりやすいため血液循環をよくするためです。
それからマグネシウムは無色無臭です。以前は美しい緑や青の着色料のついた入浴剤を使っていましたが、この着色料は体にあまり良くないと知り、重曹に変えたりあら塩に変えたりしていました。
でも今はマグネシウム粒だけを利用しています。これで入浴剤を買うことはなくなりました。
そしてお風呂に浸かりながら例の「にがり」を舌下吸収して(30秒~3分)、湯舟で目も洗います(目薬にもマグネシウムが入っているものがあります)。
顔、肩、腕の肌に直接にがりを塗り、マッサージします(肌がしみる場合は湯舟で洗えます)。肩こりやPCマウスの持ち過ぎによる手首の痛みなどがやわらぎます。
子供の頬のニキビも結構よくなってきました。
娘の頬のニキビが1日ごとに小さくなってきています(現在進行形)。さて、どれぐらいで治るでしょうか?
それからこの風呂の残り湯でコーヒーのついた布巾を洗ってみたら、すっと汚れが落ちました。
残り湯をバケツで台所まで持っていき、食後の汚れた皿にちょっとずつかけると、油分が比較的早く落ちる気がしました(お湯ということもありますが・・・)。
最後に風呂の湯を流してしまえば、多少は排水管の掃除にもなるかと思います。
ただひとつだけ、気にかかることはあります。
マグネシウム粒は濡れていると酸化しやすいと聞きます。
風呂からあげた袋をザルにあげて干しても、粒の量が多いのと袋の中を見られないので乾燥しているかどうかわかりません。そもそも袋は1日ではあまり乾きません。
そして今の梅雨時は、この袋を天日干しにすることが難しいです。まあ、気にしないで毎日利用していますけど・・・
まとめ
私は以前ホットヨガを習っていました。しかしあるときレッスン中に頭痛とふらつきを覚えたので調べたら、急に高血圧になっていることがわかり、ホットヨガを断念することになりました。
参照:
高血圧にホットヨガは危険!? 症状に気づいたらどうすればいいの? - 豊かな人生ってなんだろな?
その後はずっと毎朝降圧剤を飲む生活だったのですが、良くなるどころかコレステロール値まで上がり始めたので降圧剤から離脱しようと考え、調べているうちに「にがり」と「重曹クエン酸水」に出会ったのです。
薬をやめようと思ったきっかけは武田邦彦先生のお言葉から:
https://www.youtube.com/watch?v=foqgbMHU-ok
今は降圧剤も、それから昨年から医師に言われて服用するようになったコレステロール薬も自分でかってに中止して様子を見ているところですが、血圧は安定していて体調に変わりはありません。
数週間後に血液検査を受けてみて、どうなったかは調べてみるつもりです。
最後に、マグネシウムの摂り過ぎは弊害もあるので注意が必要です。
腎機能が低下している場合には高マグネシウム血症が生じやすいそうなのと、簡単に摂取できる「にがり」の飲み過ぎは下痢を引き起こすことがあるのでご注意ください。
お読みいただきありがとうございました。記事がお役に立てれば幸いです。
皆様のご健康をお祈りしています。
ここ数日、記事の出来上がりを待っていてくれた友人にも感謝です(^^)。
参考:
<合わせて読みたい>