単身赴任中の夫が、「鍋をこがした!どうすればいいの?」っと電話をしてきたので、もしかして他にも知らない人がいるのではないか?と思い記事にしてみました。
鍋がコゲた! どうすればいい?
今日は我が家でチャーハンを作りました。使用した鍋は厚底タイプのフライパン鍋で2年以上使っているものです。
このところ白い鍋底に少し小さな黒いコゲがつき始めています。
しかし今回も気にしないでこの鍋で調理したので、案の定、たくさんコゲがついてしまいました。
鍋のコゲは重曹で落ちるの?
このコゲを重曹を使って落とします。使用するものはドラッグストアで買った重曹です。
なぜこれにしたかというと、上に開閉が楽なフタがついているから便利だなと思いました。
鍋のコゲを重曹でとる方法
それではやり方です。
まずコゲついた鍋に水をはり、火にかけて沸騰させます。水は鍋のコゲが浸る程度か、鍋の深さの半分以下にしたほうがいいでしょう。重曹を入れると泡立つので、水が多いと危ないです。
充分沸騰したかなと思ったら、ここに重曹を投入します。
重曹は熱湯に入れることで、強アルカリ性のものになり、がんこな汚れを落とします。
私は様子を見ながら重曹を適度に入れますが、軽く小さじ1杯ずつ入れてみてもいいですね。
また、ボコボコが怖いなと思われる場合は、湯だたせる前の水の状態から重曹を入れても大丈夫です。
まるで科学実験のようで、私の好きな家事のひとつです(笑)
数秒グラグラ茹でてから火を止めます。
そしてその熱い湯の中にコゲ落とし用のタワシを入れ、さい箸でつまみながらゆっくりとコゲをこそぎ落としていきます。
(コゲ落とし用のタワシは100円均一店やスーパーで売っています。)
熱い煮汁なので、やけどをしては大変です。手元に気をつけましょう。
そろそろとれたかな?と思ったら、しばらくそのまま放置します。
熱いものなので無理に排水口にすぐに流さなくていいです。
煮汁が冷めたら汁を捨てて、鍋をきれいに洗うとこんな感じになります。
真っ白に戻っていないじゃないかと言われそうですが、調理前もすでにこんな感じでした(笑)。
ホームセンターで購入した2年選手の鍋ですが、がんばってくれています。
アルミ鍋には重曹を使わないでください。
注意点として、アルミの鍋はこの方法に向いていません。アルカリがアルミを変色させるからです。
まとめ
鍋は使っていくほどにコゲつきやすくなります。使用するたびにできるだけコゲは落として長持ちさせていきたいですね。
今回熱湯に直接重曹を入れるやり方をご紹介しましたが、水から重曹を入れて煮るほうが安全です。そして鍋に入れる水の量が多いとあふれるので危険です。充分注意しましょう。
また、体調がすぐれないときや疲れているときも、急いでこのやり方で処理するとやけどしてはいけないのでやめておきましょう。
お台所で危険な目にあわないように充分注意してくださいね。
(この記事がお役にたてれば幸いです。)