2018年末は日本株も米国株も株価下落が激しかったですね。こんな状況でもゆったりとした気分で過ごせたのは、ある米国株式投資信託を毎日少しづつ購入する方法をとっていたおかげかもしれません。今回はそのことを記事にしました。
- 毎日株式を取引してしまう?それってポジポジ病?
- 株価チャートは月足と週足からよく見たほうがいい
- 株式の長期投資はいいのかな?
- 長期で上昇していく株式はなんだろうか?
- なぜ米国株のVTIがいいのだろう?
- VTIを購入するかわりに「楽天バンガードファンド(全米株式)」を購入
- まとめ
毎日株式を取引してしまう?それってポジポジ病?
私は株式投資のスイングトレードを覚え始めたころ、いつも何かの個別株を買い建てでも売り建てでも保有していたくてしかたがありませんでした。
それが利益につながればいいのですが裏目に出ることが多く、結局は確定申告で損失の繰越控除を利用することになってしまいます。やめておけばいいのに・・・。
そんなことが2年続きました。かなしい結果ですね。
これは一種のポジポジ病です。株式のポジションを持たないと落ち着かないという愚かな病です。
株式投資の年間損益が2年連続でマイナスだったことでやっと目が覚め、しばらく株式のポジションを持たないで株価チャートをよく見る練習をはじめました。
株価チャートは月足と週足からよく見たほうがいい
私が毎日の株価の変動に振り回されていたのは、長いスパンでの株価の値動きをちゃんととらえていなかったからです。
長期の月足や週足のチャートをまず見ておけば、今の株価の大きな流れは上昇なのか、下降なのかわかります。
これをきちんと押さえておかないから日々の値動きに振り回されるわけです。
長期チャートをみることが大事だと私に教えてくれた動画がありました。↓
【相場師朗】月足、週足を使って負けなくなる練習法【株塾(2017.6.13)考察をしてみた】 - YouTube
「人生投資家チャンネル」のエデンさんのこの動画をもっと早くに見ていれば、2年連続で株式損失を出さずに済んだことでしょう。(もっとも動画は私の損失の後で作られたものでしたが^^)
株式の長期投資はいいのかな?
私はバブルのころにOLになり、勤め先の会社の持株会で購入した株式を退職後もタンス株にして持ち続けていました。退職後すぐにバブルがはじけたので、その株は大きな損失を出してしまいました。
その後もなかなか株価が戻らなかったので、私は株式の長期保有はいけないことなんだととらえてしまったわけです。
でもそうではなかったのです。もしもバブルがはじけた後もずっと定期的に株式を買い続けていたら、結果は違うことになっていたでしょう。
今はネットや書籍でたくさんの投資方法を学ぶことができます。
1つの株式をドルコスト均等法で毎月、10年以上の長期にわたって買い続けていくことが、投資で成功する王道だということはいろいろなところで言われていますね。
投資初心者や私のような投資失敗者にとっては、短期間の株式の値動きで一喜一憂するよりも、どっしりかまえて長期で投資していくほうが良い結果を生みそうです。
長期で上昇していく株式はなんだろうか?
せっかく10年以上もの長い月日をかけて投資していくなら、株価が横ばいの値動きのものより、少しでも上昇していくものに投資する方がいいですよね。
長期間にわたって上昇していく株式ってどんなものがあるのでしょうか?
私は自分の確定拠出年金を持ちたいと思っていたところ、ある2つの動画に出会いました。とてもタイムリーに情報を得ることができたのでありがたかったです。
どちらも前述の「人生投資家チャンネル」さんの中にあった動画でしたが、投資先のことも出ていて大変参考になりました。↓
自分年金の作り方!【vol.3 人生投資家Q&A】 - YouTube
投資初心者だったらこれだけ買っておけ!【vol.15 人生投資家Q&A】 - YouTube
この2つの動画に出てくる米国株式のVTIというETFは、いったいどんなものなのでしょうか?
なぜ米国株のVTIがいいのだろう?
日本の未来は高齢化社会になっていくのに比べて、米国は人口動態が健全です。
そして米国はGDP比率が世界一大きいです。
また米国では日本の企業が追いつけないような、世界で活躍している企業が株式上場しています(Google、Amazon、Facebookなど)。
この米国で株式上場している大型株や中小型株など、投資可能なもののほとんどを投資対象としているものがVTIであり、構成銘柄は3500社以上あります。
VTIはバンガード社が出しているETFの一種で、「バンガード・トータル・ストック・マーケット・ETF(VTI)」という銘柄です。純資産総額は940億米ドル以上もあり、ものすごく安定しています。
VTIの年間かかる経費率(日本で投資信託に毎年かかる信託報酬のようなもの)はとても低く年率0.04%です。
さらにVTIのホームページによると、2001年5月からの設定来のトータルリターンは2018年9月までで7.46%もありました。
参考:http://www.vanguardjapan.co.jp
VTIを購入するかわりに「楽天バンガードファンド(全米株式)」を購入
VTIは海外ETFなので、証券会社で外国株式口座を開けて米ドルで買い付けなくてはなりません。
しかし日本では、このVTIに投資するのと同じ意味になる「楽天バンガードファンド(全米株式)」というのがあります。この投資信託はVTIに投資しているのです。これだと日本円で買付けができて、購入手数料が無料です。そして信託報酬も年率0.1696%程度と低いです。
私はこれを2通りの方法で買い付けていくことにしました。
1)確定拠出年金で毎月買付。
2)SBI証券でNISA口座を開き、投資信託の自動買付を選択して設定を「毎月」ではなく「毎日」にして少額で買付。
後者を毎日買付にした理由は、市場が平穏なときも、乱高下しているときもランチをとる感覚でただ淡々と積み上げていけるからです。
投資金額も1日100円から設定できます。例えば1日500円を投資することにして、1か月の営業日数が20日間とした場合、その月の合計投資金額は10000円になります。
設定金額は自由に変えていくことができるので、余裕ができたら増やすことを繰り返していけばいいのです。
まとめ
過去のポジポジ病は、今では日々の株価の終値を長期でひろっていく投資方法に変わりました。毎日コツコツと少額を積み上げていくことで、自分にとって安心で安全な最善の投資方法となったわけです。
これから10年以上経った時に、自分の強い味方となる資産になってくれていればいいなと思っています。
ところで私は、前述の「人生投資家チャンネル」さんに心ひかれていろいろ動画を見ていくうちに、エデンさんという方を知り、その深い知識にもっとふれたいとついていくと「人生投資家ファンクラブ」というところに行きつきました。
ここではともに学んでいく仲間がいて、すごく刺激を受けています。自分の日々の考え方が少しづつポジティブに変わってきて成長していることが実感できています。
よかったらのぞいてみてください↓
また、エデンさんの「人生投資家チャンネル」の限定動画はこちらから見ることができます↓
http://lifeinvestment.net/l/c/BEuzA4Vj/T7ml6sMt
(以上、記事がお役に立てれば幸いです。)