こんにちは。
最近の新型コロナウィルスの影響で、ドラッグストアやスーパーの店頭からマスクが売り切れてしまい、入手が困難になっていますね。
政府は2月12日にマスク増産を支援して市場に供給するといっていますが、まだ時間がかかりますし、店頭に出てきてもすぐに売り切れて、自分が購入できるのはまだまだ先になるのではないかなという気がします。
我が家の不織布マスクはまだあと少しありますが、それは家族に使ってもらって、自分用のマスクを作っておこうと思いました。
でも、もしも丁寧にマスクを作成するとしたら、型紙から時間をかけて作っている間に店頭でマスクを入手できることになるかもしれません。しかもそんなに丁寧に作ると根気が要りそうですし、ミシンがあったほうがいいですね(うちのミシンは只今不調です 泣)。
作成に時間もお金もかからないようにするには、どうしたらいいかな~と考えました。
- 自分で作るマスク向けにいい材料はないかな?
- ひざ用サポーターはマスクに利用できるのか?
- マスクの 作り方
- やわらかいペーパータオルをはさむワケ
- Tシャツ素材のマスクはどうだろうか?
- <追記>2020/4/23煮沸消毒済の不織布マスクを2枚重ねてみた。
- <追記>2020/5/9煮沸消毒済の不織布マスクをリメイク。ハギレでおおってみた。
自分で作るマスク向けにいい材料はないかな?
マスクは顔の肌にふれるので、できるだけやさしい肌触りのものがいいですね。
バンダナやダブルガーゼでマスクを作る方法もありますが、私は伸び縮みする布にこだわりました。伸縮性がある生地のほうが顔にフィットするので、マスクと肌との間に隙間ができにくいと思ったからです。
安上がりで、手ごろで、簡単に、子供でも作れそうなものはないかなあと、100円均一店をうろうろしていると、結構いい材料になりそうなものがありました。
ひざ用サポーターはマスクに利用できるのか?
私が目を付けたのは、ひざ用サポーターです。
色は白、大きさもマスクに向いている、生地が伸縮する、それほどぶ厚くない、糸を通しやすい。
これなら、小学生が家庭科で運針縫いを習っていれば、作れそうです。
材料は以下のとおりです。
・ひざ用サポーター(100均店のものは左右2枚入りなので、マスクが2枚作れました♬)
・マスクゴム(無ければ、ヘアゴムの細いものか、細いウエストゴムでもOK。
片耳15~20cm以上必要で、それを両耳分)
・やわらかいペーパータオル
ひざ用サポーターは通気性がとてもいいので、このペーパータオルをマスクの
大きさに切ってマスクの内側にあてると、ほどよい通気の具合になりますし、化粧
ファンデや口紅がついても捨てればいいだけなので、気が楽です。
・針と糸 (あれば、まち針数本)
マスクの 作り方
ひざ用サポーターを取り出し、横長にして置きます。出来上がりは以下の写真の通りです。
糸で直線縫いをしたのは片側2か所ずつ、合計4か所です。
片側だけ見てみると、次の写真のとおりです。
①端から0.5~0.7mm内側をザクザク縫います。これはマスクゴムの直径に合わせた場合なので、ご自身で用意されたゴムの直径や幅に合わせてください。
②用意したゴムを①の縫い目より外側にして、ゴムを縫い込まないように布の端を縫います。
(①と②を反対にして縫っても大丈夫ですが、ゴムはセットしてから縫った方がゴム紐通しを使わなくて済みます。)
以上です。
ゴムを一緒に縫ってしまわないように注意が必要ですが、結構簡単でしょ?
やわらかいペーパータオルをはさむワケ
市販の不織布のマスクでさえ、ウィルスの侵入を完全に防ぐことはできないといわれています。
この通気性の良いひざ用サポーターではなおさらなのですが、やわらかいペーパータオルを中に挟むことで少しは密着感があります。化粧が着くのを防ぐだけではない効果です。
そしてこのマスクの大きさも一般のガーゼマスクより大きいので、顔の大きいお父さんでも使えます。
外出時にマスクが無いといって不安になるよりは、気休めでもこれを顔につけていればいいかなと私は思いました。
マスクの中にあてる柔らかいペーパータオルを蛇腹折にしてセロテープやマスキングテープやホッチキスなどで端を留めて固定し、マスクと両面テープでとめると、不織布マスクのような感じになります。
多少、もこもこした感じはありますが、上端を鼻筋にひっかけると少しは隙間が埋まります。
私はこのマスクを顔につけて週数回ジムに行きますが、まさかひざ用サポーターとは誰も気づかないようで、驚かれますヨ。笑
そろそろ花粉も飛びますし、必要とされる方はどうぞご参考ください。
外出後はこのマスクをすぐ洗って干しますが、とても乾きが早いです♬
Tシャツ素材のマスクはどうだろうか?
家に白いTシャツで着ないものがあれば、これも利用できます。
伸び具合、肌への負担、どちらもいい具合です。
Tシャツはザクザク切っても、案外布のほつれがないので使いやすいです。
ゴムを通すところは、端処理もかねて、両折れタイプのバイアステープを利用するのもありかと思います。
ただ、普通のバイアステープが肌にすれて気になる人は、ガーゼのバイアステープの方をおすすめします。
また、Tシャツは案外布目が細かいので2つ折りか3つ折りか、ご自身で試してから縫い始めたほうが良さそうです。
息苦しく感じるといけないですからね。
いろんなウィルスが飛ぶ時期が早く過ぎ去り、安心、安全な生活にすぐにも戻れますように願うばかりです。
みなさま、どうぞお健やかにお過ごしください。
<追記>2020/4/23
煮沸消毒済の不織布マスクを2枚重ねてみた。
現状、ドラッグストアにマスクが入荷しても瞬間蒸発するように売れてしまいます。政府からの1家庭2枚のマスクも届くのはまだ先の様子。
我が家では、使用済の不織布マスクを煮沸消毒して干しておき、翌日以降に再利用することもしています。
もとより緊急事態宣言下であまり外出することもないので、今はこれで十分です。
再利用するときは前述の乾かしたマスクを2枚用意して重ね合わせ、その2枚のマスクの間にガーゼハンカチをたたんだものや、キッチンペーパーをたたんだものをはさんで使用することにしました。
いったん煮沸した不織布マスクは布が柔らかくなり性能が落ちるので、2枚のマスクの間に何枚か布を重ねることで「厚みのある層」を作りだせば、少しは効果があるかな?と考えました。
マスクフィルターもネットで注文しましたが到着が遅いのと、手に取ってみると案外小さくて心もとない大きさです。
こちらも使い捨てのものですし、身内で分けてしまうとすぐ無くなります。
あるいは、この煮沸した不織布マスクに、柔らかいハンカチを巻き付けてもいいかなと考えます。
マスクと顔の間に隙間を作らず、特に鼻と口の周りに息苦しくない程度に布との密着感を作っておけば、何であれ取り合えずは安心できるかな?と思いました。
<追記>2020/5/9
煮沸消毒済の不織布マスクをリメイク。ハギレでおおってみた。
今もまだ、なかなかマスクが購入できないのが現状です。
そして今後緊急事態宣言が解除されても、マスクは1~2年はつけて外出する必要がありそうです。
お店の中には入店時のマスク着用をお願いしているところが多く出てきました。
不織布マスクは耳の所のゴムといい、鼻の頭のワイヤーといい、とてもいい材料がそろっています。これらの部分は煮沸してもこわれません。
それらを生かしてハギレでマスクをおおってみることにしました。写真はミシンを使いましたが、十分手縫いでできる作業量だと思います。
それから不織布マスクは煮沸すると生地が弱るので、中の口元にマスクフィルターに似たあて布をするとしっかりすると思います。
以前、皮膚科の先生から手作りマスクも薄っぺらい物より布の層があるもののほうがいいと聞きました。
その意味で本当はマスクフィルターの利用がいいかと思いますが、こちらも使い捨てですし、ネット通販からの入手も時間がかかります。そして思ったより薄手でした。
ダブルガーゼや綿のハギレで作れば、代用可能かと思います。
不織布マスクにハギレをおおう時のコツは、せっかくある鼻の部分のワイヤーを生かすために1度だけ折り目をいれ、ひだを作ることです。
これがあることで、装着時に生地に余裕が生まれます。
以上です。
市中では手作りマスクをされている方をかなり見かけるようになりました。いっそマスク専門販売店ができたら面白いのになと思うこの頃です。
みなさまがいつも健やかに過ごせますように。
(この記事がお役に立てれば幸いです。)