【広告】

冷蔵柿って知っていますか?普通の生の柿との違いは?味はおいしい?

最近スーパーの青果売り場で冷蔵柿というものを見かけます。食べたことはありますか?

今回はこの冷蔵柿と普通の生の柿とを食べ比べてみたので記事にしました。

 

冷蔵柿ってなに?

秋になるとオレンジ色のつやつやとした柿が出てきます。私の好きな果物のひとつです。ところが昨年12月の半ばに、青果店にいくと柿がもうなくなっていました。

 

いつもより終わるのが早いんじゃないの?そう残念に思って柿の時期は終わったのかお店の店員さんに聞いてみると、

「今年(2018年)は台風で柿が落ちてしまって、早く終わったようですね。今は冷蔵柿ならうちにありますよ」と教えてもらいました。

f:id:what-rich-life:20190120200512j:plain

 

冷蔵柿ってどんな味がするのだろうと、興味がわいたのでためしに買ってみました。

値段は1個が160円ほどで、ちょっと高いなと思いましたが好奇心が勝ちました。

 

冷蔵柿はおもに富有柿で作られるようです。木からとりたての新鮮な柿の中から特に厳選されたものをひとつひとつ、透明のしっかりとした包装フィルム(ビニール袋)でおおって、真空パックのように空気を抜いておくんだそうです。

 

それを農家さんの冷蔵庫で0度に近い低い温度で冷やしてから出荷します。空気に触れないようにすることで酸化を防いで長持ちさせようとしているのですね。

 

 

冷蔵柿は普通の生の柿とどう違う?

冷蔵柿は透明な袋に入っていて、中の柿が見られます。見た目はなんら普通の柿とは変わりませんが、少し大きめで色つやもよく、立派です。やはり厳選された柿なのだなあという印象です。

 

どれぐらい日にちがもつのだろう?としばらく台所に置いてみることにしました。

 

普段、生の柿を買ってくるとあっという間に熟してしまうので、野菜用のビニール袋にいれて冷蔵庫で保存します。そのときはせいぜい1週間ぐらいで実が柔らかくなってきます。

 

冷蔵柿も本当は買ったあとは冷蔵庫にいれて保存したほうがいいのですが、冬場の室温20度前後で試してみることにしました。

 

冷蔵柿は12月18日に買いましたが、正月になっても包装フィルムの袋の上から触ると硬さがわかるくらい、まだその実がしっかりしていました。すごいですね。色は少しオレンジ色が濃くなったかな。

 

正月あけて1週間するとあっという間に柔らかくなってきたので開封して食べました。この頃には熟し柿になっていました。約20日間、常温でももったわけですね。

f:id:what-rich-life:20190120200604j:plain

 

冷蔵庫で一定の低い温度で保存すればもう少し長い間持ちそうですね。

 

先週スーパーで久しぶりに生の柿が売られていたのを見たので、また別の冷蔵柿といっしょに買って食べ比べをしてみました。

 

正直にいうと今回は生の柿のほうがちょうどいい感じに熟れていて、すごく甘くておいしかったです。

 

たぶん冷蔵柿のほうは、袋から出して少し時間をおいてから食べたほうが、甘さが増すんじゃないかと思いました。(下の写真は左側が冷蔵柿、右側が生の柿です。)

 

それにしても冷蔵柿のほうが大きいですね。

 

f:id:what-rich-life:20190120200633j:plain

 

大阪で売られている冷蔵柿の産地はどこ?

富有柿は日本では特に奈良県、福岡県、岐阜、和歌山県で多く作られているようです。私が近所のスーパー2店で見た冷蔵柿は岐阜以外の3県(奈良県、福岡県、和歌山県)のものでした。いずれもビニール袋で包装されていて空気が抜かれており、大きめの柿でした。

 

 

熟した柿は冷凍するとおいしい?

ところで柿の食べごろをうっかり逃してしまうと、グジュッとして熟しすぎてしまうときがありますね。

我が家ではそれをラップに包んで冷凍します。食べるときに少し常温解凍させると、うす甘いシャーベットのような感じになります。

 

熟しすぎた柿を子供が遊び半分で冷凍したことで見つけた方法ですが、最後までていねいに食べるという最終手段にはいいかと思います。

(でも、できれば歯ざわりのあるサクサクとしたおいしいうちに食べたいなあ。)

 

 

柿のちょっとした思い出

子供のころに育ったマンションの駐車場に、お隣の家から塀を超えてマンション側に柿の枝がわさわさと伸びていたことがあります。

 

とてもおいしそうな柿の実がたわわにたくさんなっていました。私たちはゴム段遊びをしていたのに、いつの間にか柿のところに来ていて、友達と食べてみようということになります。

 

ですが枝から柿をもぎとったところを、運悪く柿の木の家のおばあさんに見つかってしまい、すごく怒られてしまいました。それでも1個だけくれたので友達と食べました。柿は少しだけ甘かった記憶があります。

 

翌年には気がつくと柿の木は切られていました。そしておばあさんももう見かけなくなっていました。

 

まとめ

最近また生の柿をスーパーでみかけるようになり、うれしくなって買って食べています。ですが、いつかはこの生の柿の時期は終わります。

 

冷蔵柿1個は値段も高めです。スーパーで生の柿が1個98~120円(税別)で売られていますが、そのそばで冷蔵柿は1個158円(税別)で売られています。この高級品ともいえる冷蔵柿を贈答用にする場合もあるようです。

 

柿はいろいろなビタミンを豊富に含んでおり、ポリフェノールもあることから美容目的で食べる人も多いようです。生の柿が終わっても冷蔵柿があれば、それを食べることはできます。そしてカラダにいい栄養を送ることができるなら、サプリメントがわりにすることもできますね。

 

そしてそういうことであれば自宅の冷蔵庫に1つ冷蔵柿をしのばせておいて、柿が食べたいときに食べられるというのは重宝です。そしてその冷蔵柿を贈答にすれば栄養のプレゼントになるかもしれません。 

 

次回親に会うときに、少し買って持っていこうかと考えているところです。

 

(記事がお役に立てれば幸いです)