こんにちは。
新型コロナウィルスのニュースで毎日もちきりですが、みなさんの周りは大丈夫ですか?
いつかはこの病気にかかってしまうかもしれない・・・
そんな不安で過ごすより、免疫力を可能な限りアップして、かかっても大丈夫なカラダを作っていきたいと思っている筆者です。
あいにくと、いつも通っているジムが世の中の動きと同じくして休館となり、私の運動不足が否めません。長い散歩で外を歩くのも、ついついマスクやトイレットペーパー探しにいつの間にかかわっています 笑
それで今一度食材に注目してみようと思いました。
過去記事に免疫力アップの対策を「免疫力を上げる方法は?笑うことがいい!?」の記事でも書いていたのですが、今回はその中で紹介した食材、「にんにく」について調べてみました。
免疫力を上げる「にんにく」
にんにくを食べることは、免疫力を上げるのにとても効果的な方法のひとつとされています。
食材として調理して食べても良し、調味料にされているものでとっても良し、サプリメントでとっても良し。
こんなにいろいろな方法で摂れるものなんだと、あらためてその存在を確認しました。
でも、まさか、みなさんの中で、にんにくだけでわんさか調理して食べる方はまずいらっしゃらないでしょう。
「にんにくの芽」は野菜炒めとして1品料理になりますが、「にんにく」は実は食べ過ぎるとカラダに良くないのです(後述しますね)。
今までの私は1回の料理でにんにくを少量しか利用しないので、使用するのは生のにんにくではなく、にんにくチューブや、フリーズドライにんにく、ガーリックパウダーなどの加工品を利用していました。
ですが今回、安くて調理しやすい生のにんにくを健康のためにもっと利用しようと思うようになりました。
にんにくのニオイのもとはアリシン
ただ、このにんにくは、食べた後に口臭がでることが悩ましい点です。
実は先日、単身赴任中の夫が帰宅した時に、我が家はものすごいニオイに悩まされました。
子供たちが騒ぎます。
「パパ、何食べてきたの?」
「う~ん、あ、にんにくかな」
聞けば、自炊をまめにする夫は、毎日にんにくを炒めたものを、5片ほど夕食に食べていたようなのです。
電車の中できれいな人がフワッとさわやかな香水の匂いをまとって入ってくるのは、とても憧れますが、それがにんにくのニオイだとブーイングものですね。
夫のニオイは職場でご迷惑をかけているのでは・・・?
と、ふと、心配になりました。
にんにくは切ったり、炒めたり、煮たりすると独特のニオイがでてきますね。
それをたいていの人は「おいしそう」と思うのですが、このニオイのもとは、にんにくの組織が破壊されて出てくるアリシンという化合物で、調理前のにんにくには無いものなんだそうです。
(確かに買ってきたにんにくを台所にそのままポンと置いておいても、自己主張することなくニオイを発していません。)
そしてこのアリシンが、強い殺菌効果や抗カビ、血行促進、疲労回復、滋養強壮、などの性質をもつのです。
食中毒の予防、インフルエンザや風邪の改善や予防、冷え性の解消、生活習慣病予防、体力増進に効くのですね。
そういえば、2人目の出産後に引っ越しが続いて体調を崩しやすくなっていたときに、その頃近所に住んでいたママ友達で薬剤師さんだった人が、にんにくを食べたらいいよと教えてくれました。
きっとスタミナが無い私を見かねたのでしょうね 笑
エジプトのピラミッド建設時に、労働者たちににんにくがたくさん食べられていたのは有名な話です。私もそれを思い出して、当時はにんにくを食べるようにしていました。
どんなにんにく料理をしますか?
今は便利な時代で、ネット検索をかければパパッとにんにく料理がいろいろと出てきます。
みなさんにも、これはと思うものがすぐ頭に浮かぶでしょう。
うちでは餃子、アヒージョ、カレーライス、ナポリタンスパゲティ、チャーハン、野菜炒め、などににんにくをちょっと入れています。
昔、テレビでみたのですが、地方の方がお味噌汁ににんにくのかけらを入れて食べているのを見たことがあります。
とてもおいしそうだったので、我が家では冬の鍋に少しだけ入れることがあります。
最近ではもっと積極的ににんにくを摂ろうと、買ってきたにんにくを、ただただガスオーブンで数分間素焼きにして、皮をむいて食べたり(写真1)、その皮をむいたものを小瓶に入れてめんつゆに漬けて冷蔵庫保存したもの(ニンニクたまり漬け・写真2)を翌日の料理に使ったり、白いごはんのお供にして食べています。
<写真1>
<写真2>
TKGとおしゃれに呼ばれている卵かけごはんに、このニンニクたまり漬けを利用すれば、もうこれだけで私のひとりランチは終わります。
また、焼いたにんにくは皮がむきやすく、指にニオイがあまりつきません。
ホクホクしておいしいので、皮をむきながらつまみ食いしてしまうこともあります。
シンプルににんにくを蒸すだけ、というのもおいしそうですね。
どうやってにんにくを摂ったらにおわない?
前述の夫のようにたくさんにんにくを食べれば食べるほど、困るのはにんにくを食べた後のその口臭です。
「ニオイさえ気にならなければ、今、この瞬間、にんにくを思いっきり食べるのに。」
明日の予定を考えながら、そう思う人はたくさんいることでしょう。
今はマスクをする人も多いので、マスクをすれば大丈夫!と思いますよね。
でも、毎日毎日の摂取量が多いと体臭にも出てくるんですよ💦
にんにくを食べたあとには、牛乳や緑茶を飲むといいとか、コーヒーを飲むとか、りんごやチーズを食べると良いとか、いろいろ言われています。
ドラッグストアで売ってるブレスケアもいいですよね。
韓国料理屋さんでは会計後にミントガムをくれるところもあります。
でも、実は食後より食前対策がいいようですよ。
アリシンはタンパク質と結合しやすいので、食べる前に牛乳や豆乳を飲むとタンパク質がアリシンを包み込んでくれるんだそうです。
私はプロテインのココア味が好きなので、このたんぱく質を多く含むものをまず飲んでからにんにくを食べるようにし始めました。
ニオイは完全には消せないかもしれませんが、昼にこっそりにんにくを食べていても夜に家族に気づかれることはないですし、自分の胃の負担も少ないように思います。
にんにくのニオイは口臭と体臭で消える時間が変わり、体質の違いによってもまた変わるようです。
口臭ならば歯磨きをすれば数時間で消え、体臭だと半日ほどかかり、そしてニオイを完全に抜くにはどうやら2日ほどみたほうが良さそうです。
もしもにんにくを食べてしまったのに、急にミーティングになった!というときは、ミーティングしながら、リンゴジュースやお水や緑茶をしょっちゅう飲んでみましょう。
にんにくの食べ過ぎには注意しよう
一方、過ぎたるは及ばざるがごとしで、にんにくの食べ過ぎは胃腸に負担を与えるようです。
殺菌作用で腸内細菌のバランスが崩れてしまい、胃痛、腹痛、下痢、便秘が起こるんだそうです。
また、にんにくアレルギーというものがあり、皮膚炎や貧血をおこすこともあるそうですよ。
にんにくを食べる時はせいぜい小さめの4片ぐらいまでにして、食べ過ぎには気を付けましょう。
まとめ
実は3年前に高齢の父は大腸ガンと前立腺ガンにかかりました。
しかし、長年プロポリスを毎朝少量飲み、にんにく料理が好きでよく食べていたのが良かったのか、昨年完治しました。
その時には気が付かなかったのですが、今回にんにくのことを調べていて「がん予防」の期待があることを知りました。
日常の食事でにんにくを食べるという、こんなささいなことをプラスするだけで予防医療できるのであれば、お安いものだと思います。
私は今後も、にんにくの適量で継続的な摂取で自分や家族の健康維持をはかりたいと思っています。
(記事がお役に立てれば幸いです。)
参考
ニンニクアレルギー | ニンニク栽培.com
http://www.arka-chozai.co.jp/food/1804.html