こんにちは。
新型コロナウィルスの影響でトイレットペーパーやティッシュ、マスクが街から消えたときは異常さを感じましたが、やっとマスク以外は街で手に入るようになりました。
穏やかな春の日差しとのんびりした街の風景に、このままウィルスは消滅していくのではないかと淡い期待をいだいてしまいそうになります。
しかし今朝のニュースで、日本政府は「緊急事態宣言」も可能にする政府対策本部を明日25日にも設置することを知りました。
新型コロナウィルスの感染拡大に備える改正特別措置法に基づく政府対策本部です。
果たして、政府は近い将来、緊急事態宣言を出すのでしょうか?
大阪府ー兵庫県間の往来自粛(2020/3/20からの3連休)
先日3月20日からの3連休は、大阪府ー兵庫県間の往来が自粛となりました。
このニュースを聞いたとき、私はもしかしたら感染者が100名を超えたこの2府県に自粛を促し、それを観察して、政府は近い将来に緊急事態宣言を出そうとしているのではないかな?と考えました。
「自粛」と聞いて人々は危機感を感じるのか? 人々は連休中はどのような行動をとるのだろうか? そういったものを見ようとしているのではないだろうかと感じたのです。
兵庫県に単身赴任中の夫は往来自粛の始まる直前に帰宅し、連休明けに仕事に戻れるか少し心配そうでした。
結局、夫はのんびりした連休を家族と共に自宅で過ごし、カラダを休めてまた兵庫県に戻ったのですが、その連休中にひとつ感じたことがありました。
私たち家族は連休初日に車で少し大きい公園に行って、春を感じようと思いました。
そしてどうせなら最寄りのファストフード店のドライブスルーでランチを買って行こうということになったのです。
ところがドライブスルーは大変な行列でした。列について待っている間に、店内で買ってテイクアウトしたほうが早いかもと思って店の近くまで行くと、店は外まで人であふれかえっていました。
これはダメだ、時間がかかりすぎるとあきらめ、そのまま公園まで車を走らせると、公園自体が多くの人でにぎわい、5~6人のかたまりがあちらこちらで座って談笑しており、その周りで子供達が遊び、走り回っていました。
多いと10人ぐらいで集まっています。お弁当を広げている人もたくさん見かけました。
普通なら微笑ましい、幸せな風景です。でも、今はそれがかえって感染の危険があるかもしれないと私は感じたのです。
東京都は3月上旬に新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐために、花見の宴会の自粛を要請しました。
今年のお花見では場所取りのシートを敷かず、満開の桜の下を通り抜けるだけということでした。
数人でかたまってじっと座って談笑していれば、屋外であっても感染の可能性があるとみなされたんですね。
飛沫感染は1.5m以上離れていれば、感染しないといわれていますので、それ以内は危険なんです。
3連休中の公園での談笑も、ファストフード店での長蛇の列も、感染の危険な場所になる可能性があるということになります。
人々にはいろいろな考え方があり、感染するかもしれないといわれてもイベント中止とならないケースがあります。
それにエネルギーあふれる若者たちは外に出たがるのは普通のことかもしれません。カラオケ店から出てくる複数の人を連休中も見かけました。
海外の動き
イギリスでは、昨夜23日から国家の非常事態だとして不要不急の外出を3週間禁止し、従わない者は罰金という方針を打ち出しました。
生活必需品の買い物、通院・通勤移動は大丈夫のようです。
先週水曜日に聞いたフィリピンのマニラ在住の日本人の話しでは、スーパー、コンビニ、銀行はあいているけれど、他はすべて閉まっていて終日自宅待機の状態だそうです。
各家庭で1日1人だけ外出可能で買い物に出られるということでした。
香港にいる私の友人も、子供の学校が旧正月休みからずっと休校で、4月20日から登校だったのがさらに延期、彼女の仕事もずっと在宅勤務で、今ではこのような生活も慣れてきたということでした。
学校といえばフランスは9月まで、イタリアでは6月まで休校の継続を検討しているようです。
欧州でも現在各国で、外出禁止令が出ていますね。
アメリカの場合は、すでにサンフランシスコ、シリコンバレー周辺、ニューヨーク、カリフォルニアなどの大都市を中心に厳戒態勢にはいっています。
場所によりますがガソリンスタンド、スーパーなどの日常生活に不可欠な業種や公共サービス以外は営業禁止、違反者は軽犯罪者となるようですし、飲食店の営業も持ち帰りと宅配のみに制限しているところもあるようです。
そして、昨日23日にはハワイでも外出禁止令が出ました。
18日のカリフォルニア在住の人の話しでは、トランプ大統領が15日間自宅にいてくださいと言ったので、まあ、のんびり最寄りのスーパーに行ってみようと出かけたら、店に入るのにも長蛇の列だったそうです。
それで観念してもう少し遠いスーパーに行ったら、やっと買い物ができたけれど、卵も缶詰も水もない状態でびっくり。野菜や冷凍食品はあったのでそれらはそこで買ったそうです。
その後もスーパーのはしごをしてやっと個数制限があるものの缶詰を手に入れたとのことでした。
大変な状態だったんですね。
そしてその方は、日本でもそんなことになるかもしれないから、2週間分ぐらい家にこもれるように用意することを勧めていました。
もしも日本で外出禁止令が出たならば
日本の大都市で外出禁止令は出るのでしょうか?
3月に入って、複数の著名人が近く日本の大都市でも緊急事態宣言が出るかもしれないと予想して、youtubeなどで少しづつ備蓄することを呼びかけているのを見かけるようになりました。
実は多くの人々が食料を求めてスーパーに押し寄せ、長蛇のレジに並ぶ時こそが最もウィルス感染確率が高く、危険と言われています。
それゆえ、人込みを避けるために備蓄を少ししておくことは必要というわけです。
銀行のATMに並ぶことも同様なので、現金を少し家に置いておくことも必要かもしれません。
ただ、今回は大震災ではないので、電気・ガス・水道などの大切なライフラインは止まりません。
安心なことに水道水が出て沸かすこともできますし、調理もでき、お風呂も沸かせます。
そしてありがたいことに窓から日の光も差します(日光は精神の安定にとても重要です)。
日本はいつか南海トラフ巨大地震が起きるだろうと言われていますし、その場合、私の住む大阪にも恐ろしい黒い津波が来るかもしれないと言われています。
数日分の備蓄はもともとしていましたが、あと少しだけ買い足しておこうと思いました。
何を買っておけばいい?
もしも外出禁止令が出ると、一番大変なのは高齢者世帯かと思います。
スーパーに並ぶ体力も若い人に比べると無いですし、重いものを持つのも大変です。
私は高齢両親の家に保存豆腐、保存牛乳、保存白飯をネットで注文して送りました。
これらは特殊なパッケージに包まれ、常温で日持ちするものです。
豆腐や牛乳にはタンパク質があり、免疫力アップに必要ですね。
(保存白飯は過去記事に書いていますのでどうぞご参考ください。↓)
そして缶詰や茹でられる葉物野菜(茹でて冷凍してもらうため)、根菜、りんごやオレンジなどの果物を少しづつ買っておくといいよと伝えました。
(我が家はこれにプロテインのココア味を常備しています。)
外出禁止期間中の自宅での楽しみかたを考えておく
どうせなら、家でゆっくり楽しみたいことを今から考えておきましょう。
いつも忙しく外で働いているお父さん、お母さんは、家で子供達とゆっくり触れ合うことができ、ゲームをしたり、一緒に何か作ったりできる時間が増えますね。
家族でいろいろなことを話す時間は確実に増えるでしょう。
離れたところに住んでいる家族や親せきや友達とは、相手の時間に合わせてZoomやSkypeを使って話しができます。
ずいぶん昔、私が一人暮らしをしていた時は、友達との夜の長電話といえば玄関におかれた緑のカエル電話を使っていたので、寒い冬は毛布にくるまって鼻をすすりながら話しをしていたものでした(--)。
今はインターネットのおかげで、スマホやパソコンのコミュニケーションツールも増え、居心地の良い場所でFacebookをしたりツイッターやLINEをすれば、いつでも誰かと交流できます。
孤独に感じないで、好きなことに没頭できる時間を得られるんだと、前向きに考えるほうがストレスなく過ごせますね。
まとめ
外出が大好き!という人には息苦しく、つまらない期間となりえる外出禁止令ですが、閉ざされた空間でのストレスが爆発しないように、メンタルコントロールが大切です。
今ではそういった心の対処方法もyoutubeでたくさん出ていますので、検索してみると面白そうですね。
我が家はもともとリビングにヨガマットをひいてあり、小型鉄棒、レッグマジック、2kgのダンベル、ヨガチューブ、ヨガボールなどを置いています。
夫が単身赴任中なのをいいことに、私の好みにしているのですが、これらがいつも使われるかというと、意外にそうではないので、もしも外出禁止令が出たら使ってあげようと思っています(^^)。
他にも断捨離、大掃除、ミシン掛け・・・やりたいことが、たくさん出てきました。
外出できない2~3週間は、あっという間に終わりそうです。
皆さまはどんなことをしたいですか?
もちろん、新型コロナウィルスが消え、外出禁止令など出ないのが一番望ましいのです。
皆さまの健やかな生活をお祈りしています。
参考
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200324-00000012-kyodonews-soci
https://www.youtube.com/watch?v=1_-Nhz3lhBo
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56874350X10C20A3000000/
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200324/k10012346481000.html
https://www.fnn.jp/posts/00433345CX/202003051934_CX_CX
(記事がお役に立てれば幸いです。)