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子供のメンタルが弱い!?強くするにはどうしたらいいの?

やられたらやられっぱなしの子供を強くするにはどうしたらいいのでしょうか。メンタルの弱い子供をどうしたら強くできるのか、親としては悩みますよね。

私は親子で楽しめるアニメを利用することにしました。

 

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子供が押し倒されたまま泣いている

うちの長女は香港で生まれました。2歳の時に公園で同じ年くらいの知らない男の子(日本人ではない)と遊んでいたのですが、その子に押し倒されたときに下敷きになったままで、ずっと泣いていて何もできない子供でした。

 

上に乗っている男の子は勝ち誇ったかのように上機嫌で、なかなか動こうとしません。

ふたりの近くによって、「嫌だといってごらん」と長女に言っても泣くばかりでした。

 

私ならどうにかして上にいる子をどかすけどなあ。子供によってずいぶん違うんだなあ。

 

そう思いながら上にいる子を持ち上げて、そばで笑って見ていたその子のおばあさんのところに連れて行きました。

 

うちの子が泣いて嫌がっているのに、何を笑っているんだこのおばあさん。正直ちょっと不愉快でした。

 

学校にあがれば人間関係いろいろあるんだろうな。長女をなんとか鍛えなければ。そう感じた日でした。

 

 

日本は楽しいテレビ番組がいっぱい

次女が生まれたあと香港から帰国すると、子供達はすぐにテレビに夢中になります。当時は”かわいくって癒される”タイプの女の子戦士2人組や、星の名前をもつ美少女戦士5人組が流行っていました。

 

悪いヤツらを優雅にたおしていく。これはこれで親子で好きだったのですが、私としてはもうちょっと泥くさいほうがいいなと思っていたところに、世界にちらばった7つの球体を探して龍を呼び出して願いをかなえる男児戦士のアニメの再放送をやっているのを見つけます。

 

案の定、子供たちはこれにすごくはまりました。録画すると何度も再生して見ていました。親子で楽しくこのアニメを見ながら戦い方を学んでいく。最高の教材です。私自身もワクワクしながら見ていました。

 

突然足をけってくる子がいる!

長女が小学3年生で日直だった日の下校時。黒板を消していたら、いきなりクラスのある男子に後ろから足をけられたというのです。しかもけったあとバカにした言葉を吐き捨てられたそうです。

実は小学1年生で転校してきてから、それまでにも数回その男子にはののしられたんだという話しを聞いていました。

 

長女が泣いて帰ってきたので今度ばかりは許さないと思い、ちょうど翌日学校の発表会があったので担任に相談しました。新任でたよりなげな女性の先生で「(その子がすることを)やめさせられるかどうか・・・どうしたらいいでしょうか?」と逆に聞かれたので、年配の男性学年主任の先生に相談をお願いしました。

 

実は担任の先生に相談したのがクラス前の廊下でした。数人のクラスメートがそこにいるのを承知で、もしかして本人がいるかもしれないけれど男子の名前をはっきりと出しました。

 

絶対やめさせて、許さないから。そういう気迫が伝わったのか、長女はそれ以後全くその男子にからまれることはなくなりました。

 

おとなしくて空想好きな次女の方も、低学年の時にいろいろありました。何もしていないのに男子にけられたり、落としたノートをわざわざ踏みつけられたり、給食を食べているときに脇腹をなぐられたり。いったいこの子達は親にどんなしつけをされているんだよと腹立たしかったです。

 

私は子供たちが小学3年生になるまでは、なぐるけるのいじめを受けた場合はすぐに私から学校に相談することに決めていました。そのかわり小学4年生からはできるだけ子供自身で先生に相談するようにもっていきました。10歳というのは自分自身の経験から、いろいろなことが自力でできるんじゃないかと考えたからです。

 

思いのほか子供たちは親に相談しながらも、自分で解決していくことができるようになっていきました。

 

子供のメンタルを強くするには?

 

 「ママは全力であなたを守ってあげる。いつでもママは戦ってあげる。」そう言い聞かせて安心させてあげると同時に、「だけどまずは自分で戦ってみてごらん。応援しているから。きっとできるよ。」と子供を強く信頼することで、次第に子供は強くなっていったように思います。

 

「子供を強く」するのではなく、「親子で強くなる」という二人三脚のほうが結果が出やすいのではないでしょうか。常に子供の半歩後ろに寄り添って見ていてあげるのです。

 

2歳の時に男の子に押し倒されて泣いていた長女は、高校時代に剣道2段をとり、試合で主将をするまで強くなってくれました。

「まだまだだよ。」

そんな声がほかから聞こえてきそうですが、私にしてみれば充分成長してくれたと思います。

 

本当にメンタルが強い人ってどんな人?

私の母はたたいて子供をしつけする人でした。3人兄弟の真ん中の母もそうやって育てられてきて、その方法が一番子供を強くすると信じていたそうです。

 

実際小学校低学年の頃の私は負けず嫌いで気が強く、平気でクラスメートと口げんかしていました。ですが成長するにつれ「これはメンタルが強いとは言えないんだな」と自分でわかってきました。

 

競い合いは他人との比較があるからです。本当のメンタルが強い人は他者と自分を比較しません。

 

もっと柔和で明るく、絶対的な自信を持って周りを巻き込む ほどの圧倒的な包容力をもっている人。それが本当にメンタルが強い人なんじゃないかと思うのです。

 

そして子供を育てる親自身がまずメンタルが強いかどうか。ここもポイントです。

今の目の前の子供の状態もオッケー。目線を合わせて、じゃあもうちょっと強くなろうか。今の子供を受け入れて成長を待つ強さが親には必要です。

 

まとめ

私は子供達には「やられたらやり返す」ではなく、「やられたらはねのける」力をつけてあげたいと思っています。やり返すとまたやられる可能性があり、女の子にはダメージが大きいです。

 

そして自分に強い自信をもつことが、メンタルを強くする上で何より必要なことになります。

 

これは大人になった今でも、どうすればもっと強くなれるのだろうと考えているところです。

そしてまずはひとつひとつのタスクを自分自身でやりあげて自信をつけていこうと思います。

 

(この記事がお役にたてれば幸いです)